清水浩さん
森と地域の調和を考える会 会員
(株)エフ・ティー・ジー 取締役
―森と地域の調和を考える会のメンバーになった理由は何ですか?
清水さん:龍崎さんから地域おこしをしたいという話があって、色々調べるのを手伝ってっていうのがきっかけかな。
―メンバーが集まった時の印象はどうでしたか?
清水さん:それぞれいろんな役職についていた方がメインだったので、頼りがいがあるメンバーがそろったなっていう感じでした。
▶インタビュー時の写真です。
―様々な取り組みで大切にしていることはありますか?
清水さん:基本ボランティアなんで、あまり無理強いはできない。できればみんなが、それぞれのペースで納得できる間をとってやれれ
ばいいなってのが個人的な感想。
―参加者の方が自発的にボランティアをしているのはなぜだと思いますか?
清水さん:木の駅プロジェクトに関してだったら、一つは、出荷して、モリ券をもらえて自分たちの生活の足しになるっていう、今まで
ゼロだったものがプラスになる。あと、この取り組みで実際にやっているのは全国各地にあるんですけど、その中でも形とし
て成功しているところだと思うんですよね。だから、成功した事例が自分たちだっていう意識が、盛り上げていかなくちゃっ
ていうイメージになっているという印象がありますね。
▶こちらがモリ券です。
―取り組みによって地域で変わってきたところはありますか?
清水さん:取り組みに関わってくる人たちが地域の人たちなので、地域の人たちでのコミュニケーションが広がったっていうところが一
番かなって思います。
▶木の駅プロジェクト時の写真です。みんなで協力することによって、自然と地域の方と交流ができますよね。
―これから美和地域がどうなっていってほしいと思いますか?
清水さん:今の活性化の対策は、ある年代の人たちが中心なんですよ。だから、この人たちが年をとっていってしまうと、この活動も衰
退してしまうと思うんですよね。だから、次の世代に引き継げるような形を作ることが必要かなって思いますね。あとは、地
域に合ったものを見出して展開していくことと、他でやっていることで、ここで活かせることは何かを考えるっていうところ
が将来の課題なんじゃないでしょうか。あとは、運営費をカバーしていく仕組みを考えていくところだと思いますね。
―まず清水さんと話をしてみて、清水さんはこの会の参謀みたいだなと思いました。この地域のこれからや活動について的確な考えを
持ってらっしゃることが印象的でした。確かに様々な活動が次の世代に引き継げるような体制が必要だと思います。