佐藤誠さん
―住民同士の交流がなくなってきていると他の住民の方から聞きましたが、佐藤さんの区ではどうですか?
佐藤さん:地域での集まりがだんだん少なくなってきたんでね、うちの区ではフットパスっていう小田野を歩くイベントをやった
んだよね。美和の歴史地を活用して地元の歴史を知る活動をやってますね。そこで地域の交流をつくっていますね。
▶こちらが、佐藤さんの区で行ったフットパスの資料です。
―森と地域の調和を考える会の活動についてどう思いますか?
佐藤さん:いいんじゃないですか。やっぱり、私が小田野でイベントをやっているのと同じで美和でも色々活性化してくれること
は。北斗星を基準にして小田野の地区に行くとか、高部の地区に行くとか、あとはバスを使って他の地域にも行けるん
で、各季節での地区の催し物に合わせてやるのもいいし、やっぱり歩きながら地元をPRすることがいいと思います
ね。
―活動によって何か変わったことはありますか?
佐藤さん:地元のことをよく知れるようになったことですね。
▶インタビュー時の写真です。
―これから美和地域がどうなっていってほしいと思いますか?
佐藤さん:地域活性化のために色々な催しを地域の人を巻き込んで、広げていけたらいいと思いますね。
―美和地域の魅力は何だと思いますか?
佐藤さん:自然があるのと、みんなが暖かい気持をもっていることですね。うまくそういうことを利用して活動をしていけたらいいと思いますね。
▶ちなみにこちらが、佐藤さんの区で行っているフットパスの資料の中身です。今から860年前の1154年、齢800歳を超えた妖怪、九尾の狐がいました。その悪狐を退治した者たちの中に「三浦大介基安」という者がいました。その三浦大介基安は、九尾の狐退治の際、5本の鎌倉杉を持ってきて、2本は美和地区の吉田八幡神社に、3本は永福寺に植え、境内に切り株が残っているという伝説があるようです。その永福寺は後に三浦神社となり、現在でも美和地区小田野の人々は、三浦様と呼んでいるそうです。
ー区でも地域の歴史を知るための交流イベントが行われていることを知りました。また、内容が面白くて、三浦神社の三浦大介基
安にまつわる話など興味深かったです。近隣の人々の交流の場としてこのような機会がを作ることはいいことだと思います。