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ピジョン美和の森

ピジョン株式会社は、社会貢献活動をしたいとのことで、「赤ちゃん誕生記念育樹キャンペーン」を1986年にスタートさせ、植樹を行いました。そして、その植樹が行われたのが、美和地区の国有林です。

美和木材協同組合創立５０周年記念誌によると、ピジョン株式会社で、地図を見ていった時に、”美和”という名前が目に留まったのが、この地域で植樹を行うことになったきっかけのようです。

この「赤ちゃん誕生記念育樹キャンペーン」は、毎年行われ、今年で回目になります。また、当時のピジョン株式会社の社長・仲田洋一さんきっての希望で、「森の中のせせらぎにホタルを飼おう」と、餌になるカワニナを放虫して生育させたとのことです。現在、6月頃には、ホタルが見れるようです。森の中のホタルなんて、幻想的でいいですよね。

ピジョン美和の森には、「すくすくハウス」と呼ばれる施設があります。こちらには、これまでの「赤ちゃん誕生記念育樹キャンペーン」に参加された赤ちゃんの名簿が置かれています。

また、この施設では、キッチンやお風呂、トイレ、布団などが完備されており、誰でも泊まれる宿泊施設でもあります。植樹した木を２０歳になった記念などで見に行ったりするのも感慨深いですね。

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